酉松会(ゆうしょうかい)とは、
一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。

トピックス

如水会館にて総会開催

2025年1月22日  タグ: トピックス   コメントする

令和7年(2025)1月11日(土)、
今年も小平グラウンドにてOB戦、如水会館でOBOG総会及び
懇親会が開催され、終始和やかな雰囲気に包まれて終了した。
令和6年度シーズンは最下位で2部降格という残念な結果に終わり、
優勝・昇格した昨年度に比べてOBの集まりは20数名と少なかった。
致し方ないことだが、こういう時こそ現役たちをサポートしたいものだ。
現役の活躍こそが酉松会の原動力なのだから。



それにしても今年の卒業生18名の就職先は、
ほとんどが金融やコンサルティングの会社で、商社やメーカーは
一人もいなかった。これも時代だろうか。もうひとつ驚いたのが、
現役の事業活動の業績が右肩上がりに伸び、事業を法人化して
カフェの経営までやるという報告もあったことだ。

古いOBの中には事業活動より本来のサッカーに
力を入れるべきという意見もあるが、80名を超す部員を抱える
部の運営は、もはやOBの寄付だけではやっていけないのが現状なのだ。
また、地域に根付いたスポーツクラブ作りという理念も重要である。
この件に関する記事を3月発行の酉松会新聞に掲載する予定。
お楽しみに!

広島ツアー顛末記

2024年12月9日  タグ: トピックス   コメントする

12月5日から6日にかけ、昭49~53卒の仲間と広島ツアー。
今年2月に開業したサッカースタジアム EDION PEACE WING での
サッカー観戦とお好み焼きを楽しむために企画したツアーで、
東京・神戸・広島在住のOB8名が参加して大いに楽しんだ。
かなり私的な旅行記だが、酉松会には広島出身のOBOGが多いので
楽しんでくれると勝手に期待して掲載することにする。

まずは素晴らしい EDION PEACE WING のこと。
チケットは4階のハイカウンターテラス席で1人4000円。
テーブルに食べ物や飲み物を置いて観戦できる席で、ピッチが近いし
全体も見渡せるし、売店、トイレ、喫煙スペースも近くて最高だった。
何より試合の途中で他の席に行っても止める監視員がいない。
このおおらかさが広島だ。いいねえ!

ちなみに観戦したのは ACL2のサンフレッチェ広島 vs 東方(中国)。
試合は4-1で広島が勝つ。今季限りで引退する青山敏弘のゴールを
間近で観られたのがラッキーだった。ただ急激に冷え込んできて、
全員70を超えたジジイなので、後半12分に3-1になって広島の勝利が
確実になった時点でスタジアムを後にした。情けないことではある。



観戦後は市の中心部にあるお好み焼き屋で忘年会。
広島出身のOBが予約してくれた知る人ぞ知る「鉄板焼ちか」。
カープの選手もよく来るという店で、これが感動的にうまかった。
言葉にするのは難しいが、東京で食べる広島風お好み焼きというと、
生地、豚肉、キャベツ、卵焼き、そば、ネギ、青のり、ソースが
バラバラに合体しているような感じだが、この店のお好み焼きは
全てが調和し渾然一体となっている。特にそばが全然違う。
麺の太さや固さがラーメンとソーメンの中間のような味わいで
(分かりますか?)、焼きそばも食べてみたが、本当に美味しかった。
さすが本場、来て良かった。もう虜です。


こんな地元の人しか知らないようなローカルな店にアイルランドと
ドイツから来た女性観光客、そしてイスラエルから来た赤ちゃん連れの
夫婦も来店。SNSで知ったらしい。とんでもない時代です、ハイ。

広島ツアー2日目。
レンタカーで1時間半、瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の御手洗地区へ。
江戸時代から昭和に至古い街並みが保存されているのだ。
平日なので訪れる人も少なく、ゆったりと散策を楽しんだ。

【御手洗観光マップ】
http://mitarai.org/common/pdf/mitaraimap2020.pdf







ただ、土日しかやっていない店が多いのが残念。
昼食が食べられる場所は1軒しかなかった。昭和レトロ感あふれる
「みはらし食堂」にてラーメンと茄子の煮浸しを食べる。安くてうまし!
このラーメンの麺は昨夜食べたお好み焼きに入っていた麺と同じものだった。
うーん、広島のお好み焼きとラーメンを極めたい!そう思わせる味。


広島駅に戻る前に海上自衛隊呉史料館に立ち寄る。
本物の潜水艦の中を覗ける「てつのくじら館」と戦艦大和の
10分の1の模型に興味を惹かれたが、人間魚雷「回天」には胸が痛んだ。
今ではドローンという無人の兵器が遠隔操作で人の命を奪ってる。
国家がなくならない限り人類と戦争の歴史は終わらない。





旅の終わりに、呉市出身の後輩が教えてくれた1個100円の名物
フライケーキ(あんドーナツのようなもの)をテイクアウトし、
同期が買った牡蠣弁当を羨ましく眺めながら帰途に着いた。

福本 浩(昭52卒)記

恒例の東大OB&職員との巴戦

2024年11月24日  タグ: トピックス   コメントする

11月23日(土)、今年1番の冷え込みと寒風吹き荒ぶ中、
東大OB&職員との巴戦が検見川グラウンドで行われた。
20分ハーフで4回ずつ試合をやるのだが、
東大OBチーム(青)は2チーム分のメンバーが参加。
東大職員チーム(黄)も東大スポーツ愛好会OBが加わっての
大所帯で、両チームともFPのほとんどが10分で交代できる。
一方、一橋(赤)は参加者13名とギリギリで厳しい戦いになった。



いつものようにスライディングタックルや激しいデュエルは禁止。
試合は和やかに進み、一橋は小林 治(昭53卒)の2ゴールで1勝1分。
2位の東大職員チームを得失点差で上回り3連覇を達成した。
まあ結果より無事に終わることが目標の試合。
疲労は隠せないものの、みな安堵の表情を浮かべていた。



試合後の懇親会も、いつもに増しての和気あいあい。
得点者や失点の原因を作った者のあいさつ、
個人的な面白エピソードの披露などチームを越えて笑いが広がる。
最後に80歳になっても続けようと誓い合って終了。
まだ参戦したことがない酉松会OBOGの皆さま、来年こそ、ぜひ!



今期リーグ戦、終了

2024年10月15日  タグ: トピックス   コメントする

秋晴れの10月13日(日)、小平グラウンドで行われた
最終節の一橋大学 vs 大東文化大学(1部3位)を観戦した。

【先発】
FW:西田優希(4)渡辺志音(4)八巻太朗(3)
MF:森谷高太(4)篠田啓太(3)堤 翔太(3)若林 慧(2)
DF:外池陽丸(4)山崎惇樹(4)赤金龍之介(3)
GK:藤原 律(3)

【交代】
HT 赤金 → 齊藤泰治(4)、68分 若林 → 加久保陽太(4)
73分 渡辺 → 西野景一朗(3)、81分 西田 → 笠置悠真(4)
90分+1 山﨑 → 藤原 凌(2)

すでに降格は決まっていたが、以前に観戦した17節の帝京大戦より
ピッチの選手たちの声が出ていて最後は勝とうという気迫に溢れていた。
この日は昨年度1部昇格を果たした令6卒のOBたちも大勢駆けつけ
熱い声援を送っていた。


1部の強豪校はフィジカルに優れ1対1のデュエルに強い。
一橋はファウルでしか止められないシーンが目立ち、
前半17分にFKから、25分にはPK、28分には左サイドをえぐられ
立て続けに3失点してしまう。



しかし一橋は、ここから踏ん張る。
前半40分、左サイドで得たFKのこぼれ球を主将DF山崎惇樹が
左足を振り抜きゴール左隅に決める。そして後半18分、
右サイドからのクロスを相手DFがクリアするも、
ゴール正面で拾ったFW西田優希が右隅に決め1点差に詰め寄る。
応援の声のボルテージが一気に上がる。



その後もFW八巻太朗を中心に攻撃を仕掛け、
決定機を2度ほど作るが、詰めが甘く、同点ゴールが奪えない。
逆に後半36分に再びPKを与え、終了間際にもカウンターで失点。
最終戦も苦い敗北を喫することになった。残念無念。

試合後、山崎主将が0BOGや父兄に涙の挨拶。
それでも令6卒の先輩たちがかける言葉に笑顔を取り戻していく。
サッカー部仲間とは、いいもんだ。
48年前、我々の代は3年間守ってきた関東リーグ2部から
東京都リーグに降格した。
当時の苦い思い出がよみがえり、目頭が熱くなる。



後期リーグは、18節まで2勝2敗3分と上昇機運にありながら、
その後は不要なファウルで退場者やPKを献上する試合が増え、
なぜ下降線を辿ってしまったのか・・それを冷静に分析し、
今年の1部での経験をぜひ将来の糧としてほしい。

【追記】
10月20日(日)、すべての大学が今期リーグの試合を終え、
最終順位が確定した。その結果は以下の通り。
帝京大学と学芸大学が昇格を果たし、上智大学と一橋大学が降格となった。

〜酉松会新聞編集長 福本 浩(昭52卒)観戦記〜

貴重な勝点ゲット!

2024年9月16日  タグ: トピックス   コメントする

東京・神奈川1部 第18節:一橋大学 vs 日本大学文理学部、
9月15日(日)15:00 キックオフ、1-0で勝利!

【先発】
FW:西田優希(4)西野景一朗(3)八巻太朗(3)
MF:篠田啓太(3)平賀 光(3)伊崎 穣(1)
DF:塚本悟大(4)外池陽丸(4)山崎惇樹(4)赤金龍之介(3)
GK:藤原拓海(2)

【交代】
60分 平賀 → 若林 慧(2)、75分 西野 → 笠置悠真(4)
85分 西田 → 堤 翔太(3)、90分+5 伊崎 → 齊藤泰治(4)

【ハイライト動画】
https://www.youtube.com/watch?v=enHy2OH3jDs

前半16分、敵ゴール前のこぼれ球をMF平賀 光がダイレクトで打ち
ゴールネットを揺らす。この1点を粘り強い守備で死守した一橋は、
1部リーグ残留に向け貴重な勝ち点を積み重ねた。




残り4試合、一橋の勝点は 9。
8〜10位の3校(上智・日大文理・玉川)の勝点が17で、
11位の東大の勝点が12。この4校のうち2校が勝点を伸ばせず、
一橋があと3勝すれば残留できる。今こそ今期のスローガン
《ドラマチックなフットボール》を観せて欲しい!