酉松会(ゆうしょうかい)とは、
一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
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なでしこ、女子W杯C組1位突破!

2023年7月20日に開幕した
オーストラリア&ニュージーランド共催の女子W杯。
グループリーグ全試合が終了し決勝トーナメントの顔ぶれが決まった。
ブラジル・ドイツ・カナダなど強豪国が脱落し、
ジャマイカ・南アフリカ・モロッコが突破を果たした。
女子サッカーの勢力図が変わりつつある。


なでしこのR16の相手は、ノルウェーに決まった。
その次の準々決勝は、スウェーデンvsアメリカの勝者。
いずれもスペインとは違ってパスワークはかなり雑で、
パワー・スピード・高さでゴリゴリくる「荒っぽい」サッカー。
反則も多い。これまでのなでしこが苦手としてきたタイプではあるが、
十分に勝算はある。特にアメリカは世代交代が遅れ、
チームに連動や勢いがなく、絶対的な強さを失っている。
チャンスだ。

今のなでしこの強みは、
3世代のW杯で優勝・準優勝を経験した選手がFP20名のうち
13名もいるし、いわゆる海外組が9名もいることである。
2016年の高倉麻子監督時代から世代交代と融合がスタートし、
2021年からの池田太監督時代の2年目になって、
ようやく実を結び始めたのだ。
彼女たちは大舞台に慣れているのか、
普通の国際親善試合のように落ち着いているし、
大柄な欧米選手のファウルも辞さない激しい当たりにも
決して負けていない。


3戦全勝、しかも得点11・失点0でのGL1位突破は初めて。
GK2名と肩負傷の浜野まいかを除き、全選手の出場も初めて。
(交代が3名ではなく5名となったこともあるが)
しかも、誰が出てもチームのレベルが落ちない。


⚽️ GL1:vs ザンビア
⚽️ GL2:vs コスタリカ
⚽️ GL3:vs スペイン

メディアの皆さん、
もう2011年の優勝時のチームと比べるのはやめましょう。
すでになでしこは、全く違うレベルの「新時代」に入ったのだから。
さあ、あと4試合、応援するぞ!
思いっきり楽しんでほしい。結果は後からついてくる。

それにしても、フル代表でW杯に出場できるのは、
ほんのひと握りの選手なんだなと改めて思う。厳しい世界だ。

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