酉松会(ゆうしょうかい)とは、一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。
8月20日、これまでで一番長い、
1ヶ月に渡って続いた初物尽くしの女子W杯が終わった。
決勝はスペインが1:0でイングランドを破り、初優勝に輝いた。
加えて日本と並ぶ、U17とU20を含む3世代のW杯優勝も成し遂げた。
悪質なファウルが多いイングランドじゃなくて良かった。
勝つためなら何をしてもいい、そう思っているようなチームだった。
特にひどかったのが後半スペインが得たPKの時。ボールを置く前から
執拗な抗議で位置を直させ、キッカーにプレッシャーを与える。
さらに見事なセーブでPKを止めたGKは「ザマーミロ」と言わんばかりに
舌を出して挑発。こんな選手がゴールデングラブ賞だなんて・・
とにかく決勝のスペインは素晴らしかった。
どんなボールでもピタッと止め、何人に囲まれても見事なパスワークで
前に運ぶ。なでしこ戦の大敗から立ち直ったチームの修正力と
一体感も見事!優勝にふさわしいチームだった。
残念だったのは、授賞式でゴールデンブーツ(得点王)の
宮澤ひなたの名が会場でアナウンスされなかったこと。
せっかく中継カメラが場内スクリーンを映し出していたのに、
せめて顔写真くらい出せばいいのに、と愚痴りたくなる。
W杯は勝ち進むにつれ、喜びも悲しみも大きく深くなる。
なでしことしては残念無念の大会ではあったが、大きく引き離されたと
思っていた欧米勢と、互角に戦えるところまで来たことは確か。
そして、記憶に残るゴールや選手は数あれど、
(1位は何と言っても準決勝の豪州サム・カーの同点ゴール!)
記憶に残るチームの筆頭は、なでしこだったと思う。
その喜びを噛みしめたい。ハイ、身内びいきの極みです。
⚽️ 準決勝:スペイン vs スウェーデン
⚽️ 準決勝:オーストラリア vs イングランド
⚽️ 3決:スウェーデン vs オーストラリア
【追伸】
決勝のオープニングセレモニーで、選手入場の前に
優勝トロフィーを持って登場したのが宮間あやだった。
見逃したと後から知って、後悔。
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