酉松会(ゆうしょうかい)とは、一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。
9月24日の20節、一橋は東京工業大学に1-0で勝ち、
東京・神奈川リーグ1部昇格を達成した。
✳︎赤字は20節の結果
✳︎青字は松蔭大学の辞退による不戦試合
前期リーグ戦は開幕2連敗とつまづいたが、その後は9連勝。
しかし後期に入り、13節は工学院大学に1-1のドロー、
14節は神奈川工科大学に2-3で敗れ、
16節は最下位の防衛大学にも2-3で敗れるという
前期の好調を忘れたかのような戦いぶりだった。
東工大戦も相手の早いプレスと固い守備に苦しみ、
最後尾でパスを回す時間が長くなり、なかなか前線への楔や
相手DFラインの裏を突く効果的なパスを出せないでいた。
イライラが募る中、ようやく後半20分に先制点が生まれる。
決めたのは4年の大型FW(182cm)10番小林尚史で、今期12点目。
これが決勝点となり、歓喜の瞬間を迎えたのである。
思えば、平成28年(2016)に東京2部から1部に昇格したが、
翌年、グラウンドの「無段転貸」で大学から活動停止処分を受け、
秋季リーグ戦を戦うことができず、再び2部に降格した。
以来6年間、ずっと昇格を待ち侘びていた部員と
OBOG・家族・友人たちは笑顔で喜びを分かち合った。
さて残り2試合。
日本大学文理学部と日本大学生物資源科学部にも勝って、
ぜひリーグ優勝で昇格に花を添えてもらいたい。
喜びに水をさすような話になるが、今期から神奈川勢が加わって
関東リーグが3部制となり、東京・神奈川リーグ1部は
従来の東京2部にあたるわけだから、元の位置に戻っただけとも言える。
現役諸君は気を引き締め直して、これからも戦い続けてほしい。
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