酉松会(ゆうしょうかい)とは、一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。
秋晴れの10月13日(日)、小平グラウンドで行われた
最終節の一橋大学 vs 大東文化大学(1部3位)を観戦した。
【先発】
FW:西田優希(4)渡辺志音(4)八巻太朗(3)
MF:森谷高太(4)篠田啓太(3)堤 翔太(3)若林 慧(2)
DF:外池陽丸(4)山崎惇樹(4)赤金龍之介(3)
GK:藤原 律(3)
【交代】
HT 赤金 → 齊藤泰治(4)、68分 若林 → 加久保陽太(4)
73分 渡辺 → 西野景一朗(3)、81分 西田 → 笠置悠真(4)
90分+1 山﨑 → 藤原 凌(2)
すでに降格は決まっていたが、以前に観戦した17節の帝京大戦より
ピッチの選手たちの声が出ていて最後は勝とうという気迫に溢れていた。
この日は昨年度1部昇格を果たした令6卒のOBたちも大勢駆けつけ
熱い声援を送っていた。
1部の強豪校はフィジカルに優れ1対1のデュエルに強い。
一橋はファウルでしか止められないシーンが目立ち、
前半17分にFKから、25分にはPK、28分には左サイドをえぐられ
立て続けに3失点してしまう。
しかし一橋は、ここから踏ん張る。
前半40分、左サイドで得たFKのこぼれ球を主将DF山崎惇樹が
左足を振り抜きゴール左隅に決める。そして後半18分、
右サイドからのクロスを相手DFがクリアするも、
ゴール正面で拾ったFW西田優希が右隅に決め1点差に詰め寄る。
応援の声のボルテージが一気に上がる。
その後もFW八巻太朗を中心に攻撃を仕掛け、
決定機を2度ほど作るが、詰めが甘く、同点ゴールが奪えない。
逆に後半36分に再びPKを与え、終了間際にもカウンターで失点。
最終戦も苦い敗北を喫することになった。残念無念。
試合後、山崎主将が0BOGや父兄に涙の挨拶。
それでも先輩たちがかける言葉に笑顔を取り戻していく。
サッカー部仲間とは、いいもんだ。
48年前、我々の代は3年間守ってきた関東リーグ2部から
東京都リーグに降格した。
当時の苦い思い出がよみがえり、目頭が熱くなる。
後期リーグは、18節まで2勝2敗3分と上昇機運にありながら、
その後は不要なファウルで退場者やPKを献上する試合が増え、
なぜ下降線を辿ってしまったのか・・それを冷静に分析し、
今年の1部での経験をぜひ将来の糧としてほしい。
【追記】
10月20日(日)、すべての大学が今期リーグの試合を終え、
最終順位が確定した。その結果は以下の通り。
帝京大学と学芸大学が昇格を果たし、上智大学と一橋大学が降格となった。
〜酉松会新聞編集長 福本 浩(昭52卒)観戦記〜
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