酉松会(ゆうしょうかい)とは、一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。
酉松会新聞に同期の山根さんが「砂漠化する小平グラウンド」を寄稿して
いますが、現役諸君が置かれている現状を多くの方に理解してもらうため、
2月初めに撮影した彼らの練習風景の写真を下記に掲載します。
小平グラウンドの人工芝化を真剣に考えて頂く一助になればと願っています。
(写真をクリックすると大きくなります。
見た後は、写真右下の✖️をクリックすれば元に戻ります)
年々砂漠化、荒廃化する小平グラウンド。防砂・防塵対策にゴザとビニール
袋が必須。リーグ戦の試合はすべて他校の人工芝グラウンドで行われるため、
練習も小平グラウンドを使うのは週に1回程度。ほとんどの練習は府中市に
ある人工芝のグラウンドを借りて行われます。2時間で3,200円。
現在の部員は約60名ですが、ボールが慢性的に足りず、小平での練習は、
2部制です。4月に新入生が入ってくれば、さらに大変になります。
部室は相変わらず狭く、汚い。2階には女子マネたちの部屋もありました。
自分たちの手で床をリフォームしたそうです。女子マネは現在8名で、
全員が一橋大学生。これも我々の時代とは隔世の感があります。
府中市にある人工芝の「郷土の森グラウンド」を借りて練習。
アクセスは国立から自転車で30分ほど。最寄り駅の府中本町から徒歩15分。
小平グラウンドより、はるかに気持ち良さそうにプレイしていました。
問題は、ボール・やかん・マーカーなどの備品を毎回、小平の部室か部員たち
の自宅へ持ち帰らなければならないこと。ホームでの試合はおろか、練習さえ
も満足にできない「ジプシーチーム」の悲哀です。
福本 浩(昭52卒)編集長 記
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