酉松会(ゆうしょうかい)とは、
一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。

U-20女子W杯 なでしこ準決勝へ!

現在フランスで行われているU-20女子W杯で、日本は予選リーグを
2勝1敗、2位で切り抜け決勝トーナメントに進出。8月17日、
準々決勝で優勝候補のドイツを3:1で破りました。

予選リーグは強豪アメリカ・スペインと同組。昨年のU-19アジア
選手権で優勝した日本ですが、連携が悪くて得意のパス回しの
スピードがなかなか上がらず、体格とパワーに勝り、テクニックも
連携も進歩している欧米勢に苦戦しましたが、何とか突破しました。

【試合ハイライト動画】
 vs アメリカ 1:0 / vs スペイン 0:1 / vs パラグアイ 6:0

U20女子W杯2018 GL3 U20女子W杯2018 決勝T1

準々決勝の相手はドイツ。この大会のテレビ放送はスカパーの
フジテレビNEXTだけなので、見られなかった方も多いと思います。
以下、実況風に少し細かく記します。

【準々決勝ドイツ戦・実況風報告】
キックオフ直後は押され気味で劣勢が予想されたが、次第に互角
以上の戦いを見せ始める日本。パス回しのスピードが1段上がり、
縦にクサビのボールがよく入るようになった。選手間の距離や連携
が今までで一番いい。前半終盤には何度もいいクロスが入るが、
あと一歩でゴールならず。惜しい。残念。でも、この調子でいけば
勝てるぞ!

後半14分、宮澤の正確なサイドチェンジのボールが左サイドの遠藤
に渡る。遠藤は見事な切り返しでDFをかわし、冷静にゴール右隅を
狙って決めた。よし!

その後もドイツを速いパス回しで圧倒する日本。25分、宝田のスル
ーパスに抜け出した植木がGKの股を抜くシュートで追加点!そして
28分、左サイドの北村のクロスに宝田がゴール前に飛び込んで合わせ、
3点目を決める!

完全にグループリーグとは違うチームになった。決勝トーナメントに
合わせコンディションとチーム力をトップギアに持ってきた!?
だとしたら、すごい。修正力もあり男子よりW杯の戦い方を知っている。

その後、3点取って少し緩んだ日本にドイツが反撃を強め、後半37分
ミドルを決められてしまった。しかし日本はFWの植木・宝田を交代し
守備を固め、落ち着いて時間をうまく使いながら試合を終わらせた。

ベスト4に進んだのは、フランス、スペイン、イングランド、日本。
日本の準決勝の相手はイングランド。いけるぞ!

U20女子W杯2018 決勝T2

【試合ハイライト動画】 vs ドイツ 3:1

【先発】
GK:スタンボー華
DF:南 萌華 (Cap)・高橋はな・宮川麻都・北村菜々美
MF:林穂之香・宮澤ひなた・長野風花・遠藤 純
FW:宝田沙織・植木理子

【得点】
59分 遠藤 純、70分 植木理子、73分 宝田沙織

【交代】
78分 植木 → 村岡真美、85分 宝田 → 児野楓香
90+3分 宮澤 → 高平美憂

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