酉松会(ゆうしょうかい)とは、一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。
現在フランスで行われているU-20女子W杯で、日本は予選リーグを
2勝1敗、2位で切り抜け決勝トーナメントに進出。8月17日、
準々決勝で優勝候補のドイツを3:1で破りました。
予選リーグは強豪アメリカ・スペインと同組。昨年のU-19アジア
選手権で優勝した日本ですが、連携が悪くて得意のパス回しの
スピードがなかなか上がらず、体格とパワーに勝り、テクニックも
連携も進歩している欧米勢に苦戦しましたが、何とか突破しました。
【試合ハイライト動画】
vs アメリカ 1:0 / vs スペイン 0:1 / vs パラグアイ 6:0
準々決勝の相手はドイツ。この大会のテレビ放送はスカパーの
フジテレビNEXTだけなので、見られなかった方も多いと思います。
以下、実況風に少し細かく記します。
【準々決勝ドイツ戦・実況風報告】
キックオフ直後は押され気味で劣勢が予想されたが、次第に互角
以上の戦いを見せ始める日本。パス回しのスピードが1段上がり、
縦にクサビのボールがよく入るようになった。選手間の距離や連携
が今までで一番いい。前半終盤には何度もいいクロスが入るが、
あと一歩でゴールならず。惜しい。残念。でも、この調子でいけば
勝てるぞ!
後半14分、宮澤の正確なサイドチェンジのボールが左サイドの遠藤
に渡る。遠藤は見事な切り返しでDFをかわし、冷静にゴール右隅を
狙って決めた。よし!
その後もドイツを速いパス回しで圧倒する日本。25分、宝田のスル
ーパスに抜け出した植木がGKの股を抜くシュートで追加点!そして
28分、左サイドの北村のクロスに宝田がゴール前に飛び込んで合わせ、
3点目を決める!
完全にグループリーグとは違うチームになった。決勝トーナメントに
合わせコンディションとチーム力をトップギアに持ってきた!?
だとしたら、すごい。修正力もあり男子よりW杯の戦い方を知っている。
その後、3点取って少し緩んだ日本にドイツが反撃を強め、後半37分
ミドルを決められてしまった。しかし日本はFWの植木・宝田を交代し
守備を固め、落ち着いて時間をうまく使いながら試合を終わらせた。
ベスト4に進んだのは、フランス、スペイン、イングランド、日本。
日本の準決勝の相手はイングランド。いけるぞ!
【試合ハイライト動画】 vs ドイツ 3:1
【先発】
GK:スタンボー華
DF:南 萌華 (Cap)・高橋はな・宮川麻都・北村菜々美
MF:林穂之香・宮澤ひなた・長野風花・遠藤 純
FW:宝田沙織・植木理子
【得点】
59分 遠藤 純、70分 植木理子、73分 宝田沙織
【交代】
78分 植木 → 村岡真美、85分 宝田 → 児野楓香
90+3分 宮澤 → 高平美憂
この記事へのコメントはこちらのフォームからどうぞ