酉松会(ゆうしょうかい)とは、一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。
小平グラウンド人工芝化プロジェクトが本格的に始動してから
半年が過ぎ、8月3日までに 63名 の方から 3,765万円 の寄付金が
寄せられました。目標とする1億2000万円のおよそ3分の1。
かなりのハイペースですが、まだまだ道のりは長く険しいです。
この機会に酉松会の方々に申し上げたいことがあります。
小平グラウンドの人工芝化プロジェクトは、
「一橋レガシー Ikkyo Legacy の創出」ということです。
2021年、創部100周年という記念すべき年に、
我々一橋サッカー部のOBが、後輩たちの未来のために
残すことができる、初めての「レガシー(遺産)」なのです。
小平グラウンドで4年間ボールを蹴った・・その絆で結ばれた
「酉松会」という組織の力が、今こそ試されています。
なにとぞご協力のほど、よろしくお願いいたします。
個人的な話になり恐縮ですが、私は昭和52年卒で、
4年生のとき関東2部から東京1部へ降格しました。
リーグ優勝や昇格を果たした代のように誇れるものはありません。
サッカー部への寄付や酉松会の活動にも、長い間、無関心でした。
小平に人工芝グラウンドができれば、そんな私でも、
一橋サッカー部の一員であったことに「誇り」を持つことができます。
数年前から酉松会新聞に投稿する現役たちは、
一橋サッカー部を「ア式」と呼ぶようになりました。
現在、大学のサッカー部で「ア式蹴球部」と呼称するのは、
東大、早稲田、そして一橋の3校だけです。
現役たちが「ア式」と呼ぶのは、100年近い長い歴史を持つ
我が部への「敬意」と「誇り」の表れだと思います。
そして彼らは、すでに「レガシー」も生み出しています。
「ユニット制」です。
他の大学にはない、この独自のチーム運営システムは、
これからも「レガシー」として未来へ引き継がれていくでしょう。
我々OBも負けてはいられません。
小平グラウンドの人工芝化こそ、酉松会の「誇り」であり、
未来に残せる「レガシー」に他なりません。
重ね重ね、ご協力をお願いいたします。
最後に蛇足になりますが、私が「一橋レガシー」を
「いっきょうレガシー」と呼びたい理由を述べます。
私の現役時代、一橋サッカー部の略称は「いっきょう」でした。
試合前の掛け声は「いっきょう、ファイト!」でしたし、
相手チームにもそう呼ばれていたと記憶します。
(たまに蔑称として「いっぱし」と呼ばれることも・・)
ちなみに文化祭は「一橋祭(いっきょうさい)」で、
寮も「一橋寮(いっきょうりょう)」と呼んでいましたね。
ですので、「ア式」という略称には違和感があり、
「いっきょう」の方に親しみと愛着を覚えます。
これは「誇り」が足らないせいでしょうかね。
酉松会新聞 編集長
福本 浩
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必ず達成できると信じています。
なんとかこの夢、達成したいですね!