酉松会(ゆうしょうかい)とは、一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。
2023年3月9日(木)13:30~15:00、
カトリック田園調布教会にてパイプオルガンが響く中
荘厳な葬儀で天に召されていきました。
彼が敬虔なクリスチャンであることは、
生前の彼の言動から信じる者は誰一人いません。
キリスト教の数々の奇跡や聖母マリアの聖霊による懐胎とか
非科学的な事案を急先鋒で批判しそうな人物だからです。
でも信じる者は救われるのでしょう。
一人心の中で祈りを捧げ、
酒豪の彼は、今は天国で大酒を飲みながら
現役サッカー部を応援していることでしょう。
昭和44年ア式蹴球部卒一同の下記弔電を披露して、
彼の追悼といたします。
清水久美子様(奥様)
幸男(ゆきお)君の突然の訃報に接し、
大学サッカー部同期一同大変驚き、言葉もありません。
奥様の悲しみ、いかばかりかと、拝察申し上げます。
幸男君は昭和40年一橋大学に入学と同時に、
今は亡きお兄様の征四郎さんが主将を務めるサッカー部に入部されました。
1年生でリーグ戦に出場するほど技術に優れていました。
しかし、2年生の時、膝の大怪我でその後は満足なプレーもできず、
4年生では副主将兼グランドマネジャーとして部を統括されました。
怪我の後遺症で思うようにプレーができない身でありながら、
不屈の精神、サッカーをこよなく愛する強い気持ちで
最後までサッカー部員を貫きました。
その姿勢に同期一同、感動を覚えると共に尊敬の念を抱きました。
大学卒業後、社会人となっても母校サッカー部への愛着はひとしおで、
現役リーグ戦の応援に足を運んだ回数は、大学サッカー部OBの中では
飛びぬけていて、最多でしょう。これからはグランド全体を俯瞰できる
天国と言う特別貴賓席から現役サッカー部を応援し,
𠮟咤激励してください。
残された同期もいずれ、そちらに行きますので
その節は暖かく迎えてください。
幸男君の大好きなお酒を酌み交わしながら一緒に現役を応援しましょう。
幸男君の安らかな旅立ちを心よりお祈り申し上げます。
一橋大学 昭和44年卒業サッカー部 同期一同
昭和44年卒 有田 稔
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